十和田のにんにくは日本一!!

青森県十和田市はとっても農業が盛んな街。根菜を中心にたくさんの野菜が生産されています。
中でもにんにくの生産量は全国第1位!!にんにくの大産地なのです。

全国のにんにく生産量は約20,600t、青森県のにんにく生産量は約14,000tで、全国の約7割を占めています。
その中で、十和田市は青森県1位の作付面積329ha、生産量は約4,000tですから、青森県の約3割、全国の約2割を生産しています。

※植え付け面積は上北地域県民局農業普及振興室(平成23年度)より抜粋
にんにくの生産量(全国) 県内の生産量
十和田のにんにくが立派でおいしいワケ
☆にんにく産地として最適な気候!

日本で生産されるにんにくのほとんどは青森県産。生産している県もごく限られています。
どうして全国どこでも生産されているものではないのでしょう?
そこにはにんにくと気候との密接な関係が。
秋に植えるにんにくは、越冬することにより、雪の下ですくすくと根を張り、栄養分をたくわえます。
十和田の程良い降雪が、おいしく、栄養分をしっかりたくわえた「スタミナのもと」にんにくを育むのです。
また、にんにくは6月下旬から7月上旬のごくわずかな期間に収穫されますが、その収穫前に、梅雨時期を迎えるのも、日本一のにんにくのヒミツ。
まもなく収穫されるというこの時期に一定量の雨が降ることで、グングンと玉が大きくなるのです。
雨が降らないとにんにくが大きくなれないため、十和田のにんにく農家さんは、梅雨時期にきちんと雨が降ることを願ってやみません。
雪が降ったり、梅雨を迎えたり、また昼夜の寒暖差があることなどにより、十和田のにんにくは栄養分と糖度を蓄え、立派な大玉になるのです。

☆にんにく産地として最適な地理的側面!

十和田の地形も、日本一のにんにく産地に最適な条件を備えています。
土の性質にもいろいろありますが、八甲田山のふもとに位置する十和田市では、火山灰土の土質が多く、これはにんにくの肥大(大きくなること)や収穫に適した土質なのです。
にんにく畑は、もともと水田だったところに多いこともあり、鉄分(酸化鉄)が多いことも、にんにくの肥大性を高め、質・量ともに立派な日本一のにんにくに育てているんです。

☆自然条件だけでない、徹底した「健康な土づくり」!

気候や地理的条件が適しているからといって、良質な野菜ができるとは限りません。
人が手をかけなければ、良い野菜はできないのです。
十和田の野菜のおいしいヒミツは、徹底した「健康な土づくり」。
圃場ごとに土壌診断をし、適切な施肥設計をすることで、「土」の状態をベストな状態に保ちます。
十和田のにんにくは、土壌のミネラルバランスが整った畑で育まれるので、生育が素直で順調となり、糖度が高く、旨みの凝縮されたにんにくとなるのです。

☆最高級品種「福地ホワイト六片」

十和田で生産されるにんにくの品種は、にんにくの最高級品種といわれる「福地ホワイト六片」種。
これは白くて大玉、そして旨みや香ばしさの強いのが特徴です。
1片が大きく、基本的には6片から成っています。
(※ほかに、中国などで生産されている品種には「上海早生」などの品種があり、片が小さく、片の数は多いなどの特徴がありますが、黄色や紫に変色したり、にんにく独特の旨みや香ばしさは福地ホワイト六片と比べると少なく感じることが多いようです。)
福地ホワイト六片種は、先に述べたように、越冬して雪の下で栄養分や糖度を蓄えたり、梅雨や昼夜の寒暖差によって肥大することによって高い品質を保っていますので、十和田をはじめ青森の気候にマッチした品種といえるのです。
福地ホワイト六片種から品種改良し、さらに病気に強く、白くて大玉に育てるための「白玉王」という種もよく使われています。

☆日本一の十和田にんにくには手間ひまと愛情が!

秋に植えて冬を越し、いよいよ初夏になると収穫されるにんにくですが、実は出荷までには大変な手間ひまがかけられているんです!
詳しくは、にんにく栽培(にんにくの育て方)のページで解説していますが、1片ずつ植えてから葉が出て、トウを摘み、いよいよ収穫されてからも、すぐに出荷とはなりません。
1玉ずつ茎を切り、根を切り、1カ月近くも乾燥し、そして1玉ずつおしりを磨く・・・など、さまざまな工程を経て出荷の日を迎えます。
白くて大きく、ピカピカの十和田にんにく。農家さんの手間ひまと愛情が込められていますので、ぜひ味わっていただきたいものです!

◆おいしい十和田キッズソムリエも日本一の十和田にんにくを学んでいます。

十和田市では、こどもたちが地元の野菜を詳しく知る機会として「おいしい十和田キッズソムリエ検定~こどもやさいがっこう楽校~」を開催しています。
キッズの使った教材や、キッズソムリエお手製のポスターで、日本一の十和田にんにくのこと、もっと知ってください♪

※教材はアクティブ野菜ソムリエ上明戸華恵さんが作成したものです。